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「うちの子は、高性能だって」

 「Joeくんは、体のあらゆる所にセンサーを張り巡らせ色々な情報を察知しています。
大人からみると、理解できない行動でも、Joeくんにはちゃんとした理由があるんです。
だから、単に「ダメ!」と止めるのではなく、理由を推察して「・・・なんだよね?」と口に出してあげ、安心させることが重要です。」


 これは、Joeがお世話になっている療育施設の園長先生が言われた言葉です。
 Joeが時々起こす暴力(お友達を押すなど)の原因が分からず、困っていた頃です。

 その時、園長先生の話を一緒に聞いていた夫の感想の第一声が、

 「うちの子は高性能だって」

 なんと、プラス思考!と呆れてしまいましたが、この高性能っぷり目の当たりにする出来事に先日遭遇しました。


 私の仕事が夏休みに入り、子供二人と自宅から1時間程のところにある親戚宅へ向かいました。
 湖畔にあり、広い庭にポツンと立つこの家は、私が幼いときから慣れ親しんでいる場所で、子供たちもきっと気に入ると思ったのですが、Joeには違ったようです・・・。

 Joeは、車から降りて建物を見ると、無言で車に戻りチャイルドシートに座り動かない。

 何度か車から出しても、直ぐにチャイルドシートに戻る。「早く、ここ出よ~」と言いたげ。
(普段は、お煎餅で釣らないと、シートに座ってくれないのに・・・)

 ビーチボールを出すと、ボールを取りに車から出てくるけど、その後再び車へ。

 仕方がないので、車窓を全開にし、時々お茶などを与え、様子を見ることに。

 しばらくすると、自分から出てきて、庭でお茶やおにぎりを口にし始めました。
 ボールを投げたり、走り回ったり、すっかり慣れた様子だけど、建物には入れない。
 無理やり入れても、直ぐに脱走!

 結局、4時間の滞在で、建物の中に入れたのは、昼寝をした20分だけ。
 後は、ずっと外の炎天下で遊んだり、私に抱かれたり、車の中にいたり。
 
 滞在中、Joeのセンサーは反応しまくり。
 建物のウッドデッキにつながる二つの階段のうち、片方のみ使用することにこだわる。
 その段の下に、蜂が巣を作っていて、Joeが通ると、蜂が舞うという怖い状況。
 必死で止めさせた結果、パニックへ
 結局、怒って階段へ向かい、蜂にチクリとやられてしまいました。

 椅子にもこだわりを示し、白いプラスティック製の椅子以外はすべてダメ!

 Joeは、場所見知りをしない子だと思っていたので、私自身かなり驚きましたが、一緒にいたおばや従姉妹はもっと驚いたことでしょうね。

 度々、パニクるJoeを抱きながら、「高性能」という言葉を思い出していました。

 確かに、築35年、今は人が住んでいない家。

 広い庭があり、寂しげな雰囲気を感じます。
 きっと、Joeは、それを建物に入る前からそれを感じ取っていたのでしょう。

 凄いセンサーです。まさに、夫のいう「高性能」

 正直、炎天下でJoeに付き合うのは大変でした。

 でも、大変な時こそ、プラス思考 夫の言葉に少し学ばせてもらいました。
 

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