d2.二男の感覚統合療法

これも感覚統合療法?

 二男Joeが、月に2回通う精神科のカウンセリングの時間に、感覚統合療法』を始めてから約1カ月。

 S大の専門家に勧められた『毛布ブランコ』を、変わらずやっています(前記事はここ)。

 体重20キロ以上のJoeを毛布の上に乗せて、両端を私と心理士のIさんと持って揺らすこの作業、なかなか大変です。

 毎回、約1時間に7回ぐらいやって大人二人がヘトヘトになっていますcoldsweats01

 この様子を、毎回ビデオに撮って、Iさんが、S大の専門家に見せに行き指示を仰ぐ。

 すると、専門家さんから「周りの言葉が多すぎる。本人にもっと考えさせるように。」といわれたそうで。

 つまり、私が先回りして言葉を掛けてしまっている(世話焼き過ぎ?)傾向があるので、そこを止めることが必要だとsweat01

 そこで、新しい療法が加わりました。 

 『高いところのものを取る』

 ボールをテープで部屋のあちらこちらに張り付け、Joeに取ることを促します。

 この療法の目的は、Joeが一人で、高い位置にあるボールを、何をどう使うと取れるかを考えるようになることです。

 そうなると、自分の体と、他の物の距離感、物の使い方が分かってくるようです。

 でも、残念ながら、この療法、Joeがあまりやる気を見せず、初回はあまり上手くいきませんでしたsad

 そこで、心理士のIさん。

 「次回は、ボールはやめて、Joeくんの好きなおせんべいにしましょwink」と。

 『おせんべいfullmoon』?? 

 実は、毎日の様に、私の目を盗んで、椅子を持ってきては、冷蔵庫の上にあるお菓子箱を下ろし、おせんべいを取っていくJoe。

 この行為こそが、療法としては意義があるそうで。

 行儀の悪さに、いつも怒っている私でしたが、これは、まさに『目から鱗 灯台下暗し』でした。

 

 これからは、お菓子箱を取りにくくして、Joeの頭を更にフル回転させるように指導を受けましたsweat01

 変だけど、説明されると、納得してしまう、不思議な療法の『感覚統合療法

 まだまだ、奥が深そうです。

 

 

 

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二男、感覚統合療法を始める

 以前から、二男Joeの担当心理士から言われていたこと。

 『Joeくん、感覚統合に少し異常があるのでは?』

 『感覚統合』とは、人が何かをしようとするとき(ボールを投げる、字を書く)に、色々な感覚情報を整理して、『全てを一つにまとめる』こと。

 普段何気なく行っている動作にも、各種感覚が統合された結果行われていて、この機能に異常がある人は、感覚過敏(あるいは鈍感)だったり、不器用だったりして、自閉症をはじめとする発達障害がある人に多いらしい。

 Joeの場合は、手先の不器用さはもちろんですが、普段の生活の中で、体を横たえている場面が多く、きちんと座るべき状況でも、他の子供達のように座っていることが出来ない。

 

 そこで、まず、Joeに『感覚統合異常』があるか調べることに。

 カウンセリングでの普段のJoeの様子をビデオに撮り、Joeを良く知る親である私が感覚統合異常を調べる専用のアンケート用紙を埋め、それを心理士が、S大の専門家に見せて、判断を仰ぐ。

 

 先日、その判断結果を、心理士から聞いてきました。

 前庭感覚、触覚、固有受容覚、聴覚、視覚、臭覚、味覚の7つある感覚のうち、Joeの場合は、4感覚もイエローゾーン(要注意)の感覚がありましたwobbly

 例えば、

  ・特定の感触のものに執着して離そうとしない

  ・靴下や帽子を身につけたがらない、指しゃぶりがあるなど→ 『触覚異常』

  ・人ごみやうるさい場所を嫌う

  ・人の話を聞けない→ 『聴覚異常』

  ・色や形に拘る、色々なものが見えると気が散りやすい

  ・探し物が上手く見つけられない→ 『視覚異常』

 と判断されるそうでsweat01

 このような感覚異常を持つJoeを、総合的に判断すると、

衝撃が、相当好きなのではないか。

しかし、姿勢保持が難しいので(←これが感覚異常の影響らしい)、ブランコは乗らない。

衝撃の刺激を与えながら、姿勢保持の訓練を行うと良い』と。

 そして、Joeに対して考え出された療法が、毛布ブランコ”

 毛布にJoeを乗せて、両端を私と心理士が持ちあげて揺らしながら、敢えて落ちそうな状況を作り「落ちないように頑張って」と、Joe本人に姿勢保持の訓練を促しつつ、布団の上に落としJoeが好む衝撃の刺激を与える。

 専門家は、難しい言い回しをしますが、要は、バランス感覚を養うということですねwink

 

 心理士曰く、バランスボールに座りながらおやつを食べるのも効果的らしいです。

 想像すると、笑えるし、行儀も悪いですが、これだけで、学校で授業を聞く力がついたお子さんもいるそうで、なかなか侮れない『感覚統合療法』。

 

 この療法は、私たちが住む地域では、専門家はS大の先生一人だけで、あまり広がっていない療法で、担当心理士さん自身も手探り状態ですが、基本は、患者本人が楽しく、自然と改善させていく療法なので、Joeには合っているかもしれません。

 身長120cm、体重22㎏になったJoeのブランコ役はかなり、大変ですが、小学校で、座って授業に臨むJoeの姿を想像しながら、しばらくは、体力をつけて、頑張りたいと思いますgood

 

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